“疲れやすい”って、実は身体の使い方が原因かも?

“疲れやすい”って、実は身体の使い方が原因かも?

こんにちは、ストレッチLIFEです。
今回は「疲れやすさ」の正体について、少し掘り下げてみたいと思います。

「なんとなく毎日だるい」
「寝ているはずなのに疲れが抜けない」
「年齢のせいかな…」

そんな声を聞くことがありますが、実は

“疲れやすさ”は身体の使い方が原因になっていることも多いんです。


効率の悪い動き=疲れやすさにつながる

たとえば、姿勢が崩れていると、

重力に逆らって立つだけでも余計な筋肉を使います。

特定の筋肉ばかりに頼って動いていると、

そこに疲労がたまり、動きもぎこちなくなっていく。

身体がうまく連動していないと、

何気ない動作でも“どこかで無駄に力んでいる”ことになります。

こうして、日常のなかで少しずつ、でも確実に疲労が蓄積されていくのです。


「スムーズに動ける身体」だと1日の疲労感が違う

一方で、身体の使い方が整っていて、無理なくスムーズに動けるとどうなるか?

余計な力を使わずに動けるため、エネルギーの消耗が抑えられます。
つまり、同じ1日を過ごしても“疲れ方”がまったく違うんです。

私たちがよく伝えているのは、

「思い通りに動ける身体で積み重ねた1日って、疲労の蓄積がぜんぜん違いますよ」
ということ。

これ、実感してみるとほんとに大きな差があるんです。


可動域不足が、疲れの原因になっていることも

実は、疲れやすさの裏にはシンプルに

“可動域が足りていない”ことが隠れている場合もあります。

本来ならスムーズに動けるはずの関節が硬くなっていると、

その動きを補うために他の部位が無理な動きをする。

これを代償動作といいます。

代償が重なると、

必要以上の筋肉を使ったり、不自然な姿勢が続いたりして、

結果としてエネルギーの無駄遣いが増え、

どんどん疲れやすくなってしまうのです。

代償動作についてはまた次回に記事を書きます。

ストレッチは、そんな代償動作の“根本原因”である

可動域の制限を取り除くのに非常に有効です。

身体が素直に動けば、余計な負担が減り、自然と疲れにくくなっていきます。

「動きやすい身体」をつくる土台になりやすいアプローチです。

  • 関節の可動域を広げる
  • 姿勢を自然に整える
  • 緊張しすぎている筋肉をゆるめ、働きにくい筋肉を活かす

こういった調整を重ねることで、

スムーズに、疲れにくく動ける身体ができていきます。


最後に

「疲れやすい=体力がない」と思いがちですが、
実は“身体の使い方次第で疲れにくくなる”ということもあります。

日々の疲れに少しでも心当たりがある方は、

まずは自分の身体がどう動いているかに目を向けてみると、

新しい発見があるかもしれません。

無理なく軽やかに動ける身体で、気持ちのいい1日を重ねていけたら素敵ですね。

そして、そんな日々の積み重ねが、私たちの掲げるスローガン、
「昔より今が元気」につながっていくと信じています。